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 9月の始めの休日、久しぶりにオートバイを引っ張り出して鷲羽山へドライブにいった。
 特にバイクで峠を攻める趣味はないけど、鷲羽山の展望台に向けて緩やかなカーブを駆け上っていく、あの感覚は好きだ。
 結構、遅い時間の出発だったから、上での散策はそこそこに切り上げて帰路につくと、鷲羽山第二展望台のバス亭をすこし下ったあたりで、とぼとぼ歩いている少年を見つけた。
 あの辺りからのバスだと、最終は午後3時過ぎで早いから、それに乗り遅れたのか?何かの事情があるのか?いずれにしても地元の人間ならこんな事にはならないだろうと、思いながら一旦は彼の横を通り抜けた。
 ・・・のだが本気で、徒歩で下山するつもりなのかと可愛そうになってUターンする事にした。
 ここはちゃんと舗装された立派な道だから、山で遭難するという事はあり得ないが、徒歩で麓まで辿り着くには、あまりに距離が長すぎる。
 それに正直に告白するが、パッと見ただけでも、その少年は可愛らしかったし、何よりも男の子が寂しげなのが気にかかった。

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 俺は男の子のところまで引き返して、「兄ちゃん、一人かい?」と声をかけた。
 タンクトップと短パンで夏の間はいつも外で遊んでいたのか、顔や肩・腕は真っ黒に日焼けしていた。
 元は丸坊主だったらしい髪がすこし伸びて、その形の良い頭を女の子のベリーショートのように縁取っている。
 男の子が「うん」と気弱に答えた。
 「これから下まで降りるんだけど、一緒に来ないか?後ろに乗れよ」と言うと、男の子はニコっと笑って後ろのシートに乗っかった。
 彼に貸し与えるような余分のヘルメットはなかったが、気にならなかった。
 俺は飛ばし屋じゃないし、ここにはパトカーなんてこない、麓まで降りればなんとかなる。
 俺の腰に腕を回し、しがみついて来る少年の体温が太陽みたいで気持ちよかった。

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 麓に出てから、俺も腹が空いていたし、これも何かの縁だと思って少年を食事に誘った。
 もちろん金は持っていないだろうから、最初からおごるつもりだった。
 ラーメン屋で男の子と少し話をした。
 その子はやはり家出少年だった。
 名前はチカオとしか名乗らない。
 家出の事情は、俺が予想していたよりまだマシな方だったが、彼の気持ちはなんとなく判った。
 父親がかなりいい加減な男のようで、実母とは死に別れ、二人目の母親もつい最近家を出てしまったようだ。
 父親が家を空ける事が多く、自分が何をしても感知をしていないようだし、学校も一・二度休むと、休むことに罪悪感がなくなってきて、ついフラフラと出歩いちゃうんです、と彼は言った。
 第一、学校の先生も僕の家の事情を知ってるみたいで、何日か休んでも、あまりとやかく言ってこないとも教えてくれた。

 『家出って、お金はどうしたの?君にしたら、ここ、かなり遠い場所でしょ?』と聞いたら、黙って答えない。
 でも父親が渡してくれる食費とかに、手を付けるのは悪いことだから、それはしていないと言う。
 『言いたくないなら、それ以上言わなくていいけど、兎に角、家に帰るだけのお金はあるの?』と聞いたが、少年は薄く笑うだけで、また答えようとしない。
 というか、自分の所持金でどんな交通機関を使って何処まで行けるか?戻れるか?今夜をどうするか?といった事をあまり考えていないようだった。
 ただ自分の今いる場所から、遠く離れたい、それだけの気持ちで動いているようだ。
 俺は、そんなチカオをほっておけなくなって、とりあえず自分のマンションに連れて帰った。
 さすがにバイクは昵懇にしている店に止め、帰りは二人で公共の交通機関を使った。

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 俺のマンションに入ったときに、チカオは、「お兄さん、ホモなの!」と声をあげた。
 酔っていた俺は、ソレらの事を、すっかり忘れていたのだ。
 部屋の壁には、ジャニーズのポスターが貼ってあるし、床にはゲイビデオやゲイ雑誌が出しっぱなしだった。
 部屋にノンケが来ることはないので、部屋の中はいつもそんな状態だ。
 チカオがおびえた顔をして、「僕、犯されるの?」と聞いてきた。
 えっ、なんでそんな事に気が回るのこの子?と思ったが、今時の子供は、普通にこんなのかも知れないと思った。
 俺は笑いながら、「チカオは女の子が部屋に遊びに来たら犯しちゃう?」と聞くと、「そんな事しないよ」と答えがかえってきた。
 「俺も犯したりなんかしないから安心しな。チカオが心配だから連れてきただけだよ」と言うと、チカオは少し安心したようだった。
 でも、シャワーに行ったときも警戒していて、ユニットバスの中に入ってから服を脱いで、ドアを少しだけ開けて、服を外に出してシャワーを浴びていた。
 出るときも、腕だけ出してタオルや服を取って、ちゃんと服を着てから出てきた。
 なんだか妙なところに気が回る少年だった。

 俺がシャワーを浴びている間に、チカオは服を着たままベッドで寝てしまっていた。
 鷲羽山の頂上に行くまでに、どんな事をやっていたのか判らないが、そうとう疲れていたのだろう。
 俺はチカオの肩や腕を触ってみた。
 まだ毛が生えていない腕や足は、ツルツルだった。
 俺はチカオの肩や腕を触っているうちにムラムラしてきた。
 俺は片手でチカオのスベスベの腕や胸を触りながら、シコった。
 犯してるわけじゃない、だからOK、、俺の、悪さの基準はこんなものだ。

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 チカオはかなり疲れていて、ずっと寝続け起きたのは次の日の夕方近くだった。
 食材を買いに行ったり、メシを食ったり、ゲームをしてるうちに、チカオとは仲良くなった。
 頭も性格も良い子で、話をしていると、いろいろな話題がでてくる。
 メシを食い終わった後も、自分から食器を台所に運んで洗うような子だった。
 この子だったら、その善し悪しは別にして、自分一人でも、やっていけるだろうと思った。
 ビールを飲みたいと言うので飲ませたら、その日は酔って寝てしまった。

 俺は、翌日は仕事だった。
 一応、土日が休めるのだから有り難い話だ。
 チカオをどうしてやろうかの算段も付かないまま、その日は朝のうちに簡単に作れる昼飯を用意しておいた。
 家に帰れるだけの金を渡してやれば良いのかも知れないが、それで真っ直ぐ帰るとも思えなかったし、それが俺の出来る最善なのか?と、俺なりに回らない頭で少しは考えた。

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 チカオの服は汚れて、ちょっと臭っていた。
 俺がいるときに脱いで洗うのは恥ずかしいだろうと思って、『俺が出かけたらすぐに洗濯をするように』と言って、仕事にでかけた。
 俺が仕事から帰ってくると、これまで、タンクトップを脱いだことがないチカオが上半身裸で待っていた。
 タンクトップの日焼け跡がはっきりしていて、真っ白なお腹と、真っ黒に日焼けした肩や腕が対照的だった。
 俺が部屋に入ると、チカオは壁に貼ってあるジャニーズのポスターの前に立って、ポスターと同じ格好をして見せた。
 腕を上げたので、ツルツルの脇の下が見えて、俺は恥ずかしながら自分のを起ててしまった。
 部屋の中をよく見ると、エロビデオの積み方が変わっていた。
 ゴミ箱がテレビの前に動いていて、中にはティッシュが一杯入っている。
 こいつ、エロビデオでシコったなと思ったけど、恥ずかしがるだろうと思ってそれは言わなかった。

 俺は、シャワーを浴び、トランクスだけはいて、晩飯を作った。
 晩飯の後で、チカオがいきなり「お兄ちゃんもシコるの?」と聞いてきた。
 俺は、なんでチカオがそんな事を聞いてくるんだろうと想いながら、「いつもはビデオをオカズにシコってるよ」と正直に答えた。
 こういう時は、子供相手だと気が楽だ。
 相手が大人だと色々考えなくてはならない。特に俺のような人間はそうだ。
 するとチカオが「僕が手伝った方が良い?」と聞いてきた。
 俺はその問いに、のけぞりそうになったが、チカオの話はこうだった。

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 俺が出かけた後で、チカオは素っ裸になって服を全部洗濯したそうだ。
 素っ裸で服が乾くのを待っているうちに、自然に手が伸びたゲイビデオを見てシコったらしい。
 特にゲイビデオとは限らず、こういったAVを何人かで一緒に見てシコるのは何度か経験しているようで、逆にそれを他人から見られる恥ずかしさも良く知ってるようだ。
 チカオは、自分がいると俺がシコれなくて迷惑だろうから、代わりに自分がシコってあげれば良いと考えたようだ。
 妙な発想だが、まあ迷惑代の感覚なのだろうか、、。
 迷惑代と考えると、居候の立場にあるチカオの考えはもっともだと思ったし、シコるのを手伝って貰うだけだったら、中学生とエッチするのとは違うから良いだろうと思って、ヤって貰うことにした。
 何度も言うが、それが俺の善悪の境目だ。
 ようは相手が納得するかどうか、相手が傷つかないかどうかだ。

 俺は素っ裸になって、ベッドの上に寝た。
 チカオの両手にローションを塗ってやって、俺のチンコを触って貰った。
 チカオはローションでベトベトになった手で、俺のチンコを触った。
 ローションで手が滑るのが面白いようで、楽しそうに俺のチンコを触りまくりだした。
 見るとチカオのズボンは、堅くなったチンコで前が膨らんでいた。
 ただ俺が「チカオも脱げよ」と言っても、「恥ずかしいから」と言って脱ぐのは拒否した。
 チカオの手の動きが俺には軽すぎるので、俺は、「もっと強く握って勢いよくシコってよ」と頼んだ。
 チカオはそう言われ、力強くシコる方が俺が気持ち良さそうなのに気付いたようで、それからは力を入れてシコりはじめた。
 勘が良いというのか、不思議な少年だった。

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 俺は、チカオにシコられて、すごく気持ちよくなってきた。
 喘ぎ声が出てしまった程だ。
 俺が喘ぐと、チカオが面白がってもっと強くシコってきた。
 俺はその熱っぽいチカオの反応に、喘ぎ声を抑えるのを止めてしまった。
 俺の口からは気持ちよさで「あぁーっ」と言う喘ぎ声が漏れ、身体はだんだん反り上がって行った。
 俺は、「チカオ、気持ち良いぞ」と声をかけた。
 チカオは、スピードを上げてシコり続けた。
 チカオの手は、俺のチンコを気持ち良く刺激し続ける。
 俺はガマンできなくなっていた。
 とうとう「チカオ、イクぞーっ」と声をかけた。
 俺は、一気にイってしまった。
 俺の頭の上を精液が2度、3度と飛んでいくのが判った。
 俺の腹の上にも白い精液がビシッ、ビシッと飛んで来た。

 チカオは、俺の量があまりに多いのに驚いたようだ。
 俺がイった後でまったりしていると、チカオは俺の精液を指に取って、精液の臭いをかいで、「僕のよりベトベトするし臭うね」と言った。
 チカオは俺の胸の上に飛んだ精液で、字を書いたりして遊んでいる。
 俺がティッシュを取るように頼むと、チカオが汚れを拭いてくれた。

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 その日、俺がトランクスだけでベッドに入ると、チカオも短パンを脱いでトランクスでベッドに入ってきた。
 俺をイカせたときは、短パンを脱ぐのを恥ずかしがったのに、トランクスだけで寝るのは平気みたいだった。
 それは話に聞く、女の子の恥じらいようなものなのかと思ったが、もちろんチカオは女ではない。
 「そういう男の子」なのだろう。
 俺がチカオに身体をくっつけて手を回すと、「暖かくて気持ち良いね」とチカオが言った。 
 俺は優しくチカオの身体を触った。
 そのツルツルの肌はすごく触り心地が良かった。
 俺は気がつくと、そんなチカオの身体を触りまくっていた。
 チカオの身体は敏感で、感じやすいところを触ると、ピクっとして「くすぐったいよー」と文句を言ってくる。
 俺は、チカオの身体の感じ過ぎる部分を避けて触る事にした。
 それが俺なりの礼儀というか、一線だと思ったからだ。
 俺は心のどこかでまだ、「旅で出会ったやさしいお兄さん」でいたかったのかも知れない。

 チカオの口に俺の口を近づけても、チカオはそれを避けなかった。
 俺が軽くキスをすると、チカオは口を開いて舌をからめてきた。
 俺は何度もチカオにキスをした。
 チカオのチンコに触ると、すごく堅くなっていた。
 でも、シコるように触ると、昼間のシコり過ぎで擦れたところが痛いと言うので、その日は抱き合ったまま寝た。

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 仕事から帰ってマンションのドアを開けると、トランクスの中のチンコを堅くしたチカオが飛びついてきた。
 先走りでトランクスのチンコの周りはシミだらけになっていた。
 俺は、あわててドアを閉めた。
 チカオが、「もうガマンできないよー」と泣きそうな声で言った。
 まさか自分で慰めもせず、俺の身体を待っていてくれたのか、、、。
 チカオに「どうヤってイキたい?」と聞いてやると、チカオは「口」と、ひとこと言った。
 俺は服も靴も脱がずに、チカオの前にひざまずいて、立ったままのチカオのトランクスを下げた。
 チカオのチンコを口に入れた。
 チカオは俺の肩につかまった。
 敏感なチンコを刺激し過ぎないように、俺は優しくチカオのチンコをナメた。
 チカオのチンコは、ボールペンのように堅くなっていた。
 俺がチンコを優しくナメまわしてると、いきなりチカオがイった。
 俺の口の中に勢いよくチカオの精液が飛んできた。
 2発、3発と続きた。味の薄い精液だった。

 チカオはイクと、すぐにトランクスをはきなおしていた。
 チカオが「あーっ、良かった。ガマンするの、ホントに大変だったんだよ」と言った。
 部屋の真ん中にゲイ雑誌が転がっていた。
 チカオが見ていたようだ。 
 こんな物を見るからだ、暇ならゲームでもしていれば良かったのだ。

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 メシを食った後で、チカオのエッチ体験の話を聞いてみた。
 驚いたことに、すでにいろいろ経験していて、もう童貞ではなかった。
 女の人の部屋に泊めて貰っていたときに、乱交まがいのエッチをした事もあるそうだし、同棲している人の部屋に泊めて貰っていたときは、泊めてくれたカップルがエッチをしているのを見ながら、シコった事もあるそうだ。
 もちろん泊めてくれた人のをシコったり、触られているうちにイっちゃったりと、男ともいろいろヤっていたようだ。
 俺がチカオに抱いていた色々な疑問は一気に解けた。
 それでもチカオが、アバズレでないことは判っていた。
 まだ男と男、男と女の色恋沙汰は理解できていないのだ。

 その日は、寝るときに、もう一度フェラをすることになった。
 チカオは素っ裸でベッドの上に寝て、手を頭の下にひいて目をつぶった。
 俺はチカオのキレイな肌をナメまわした。
 脇の下やお腹をナメると、「くすぐったいからヤメて」と言われた。
 でも、チクビや内股をなめると、すごく気持ちよさそうな声を出した。
 恥ずかしさが吹っ切れたのか、内股をナメようと足を広げたりしても、今度は素直に身体を動かしていた。

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 チカオのタマはすごく小さい。
 チン毛はチンコの上に少しだけ生えていて、他はツルツルだ。
 俺はチカオの足の付け根やタマをナメ回した。
 チカオは気持ちよさそうに、「ああっ」というあえぎ声を上げていた。
 だんだん気持ち良くなってくると、チカオは足をピーンと伸ばして、身体も真っ直ぐになり硬直してきた。
 チカオのチンコを口にくわえた。
 棒のように堅いチンコだった。
 俺は、やさしくチカオのチンコをなめまわした。
 チカオは口をきつく閉じて、気持ちよさに耐えていた。
 また、なんの合図もなく、チカオがイった。
 チカオの精液が勢いよく俺の口の中に飛んできた。

 チカオがイってまったりとしてる時に、俺はチカオの身体を抱きしめた。
 チカオは「気持ち良かった」と言って、ニコっとした。
 その日から、エッチをした後は、二人とも裸で寝るようになった。

(後)に続く。





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