今回のFC2さんからのお引っ越しは、2015年2月と3月分です。
で、今日のお知らせオマケ記事は新年らしく(どこがじゃ?)ViRATESさんの記事を読んでいて考えさせられるものがあったので、その要約をご紹介します。
あっ、掲載した画像は、「関連画像」ではありません。
それらはchikaの「クスリ」です(笑)。
記事タイトルは
「常識がくつがえる。薬物依存の原因は「クスリ」ではなかった…」
ひとたびクスリに染まってしまえば、そこから抜け出すことはほとんどできない・・・。
薬物依存とはすべて、クスリのせいなのだ。長らくそう思ってきた。
だが、本当に人を薬物依存に陥れてしまうものとは、そんな単純なお話ではなかった。
例えば骨折をしたとき。病院でモルヒネを射つ。
モルヒネは、麻薬。街で売買されるものよりも、ずっと強い麻薬である。
では、その病院での注射ですっかり中毒になってしまうのか?というとならない。
20世紀からの研究が導き出したものは、こうだ。
一匹のマウスにふつうの水と麻薬の水をならべて与える。
するとマウスは麻薬の水のほうを飲み、やがて死んでしまう。
70年代に入り、ある心理学者が疑問をもった。
なぜマウス1匹だけで実験するのだ、しかもマウスを「孤独」にして・・・。
彼はこうした。実験には、マウスパークをつくってやる。
おもちゃがあって、遊びまわれて、仲間がいて恋人もつくって、夢の国だ。
こうしてはじめて、ふたつの水をおいた。
すると、マウスが飲んだのは、ふつうの水だった。
これは、マウスにかぎったお話なのだろうか?
人間の話をするとベトナム戦争下、アメリカ兵の20%は麻薬を常習していた。
終戦後、帰還兵が街にもどれば、中毒者でいっぱいになることが危惧された。
ところが実際には戻ってきた人々の95%は中毒症状をあらわすことなく健康に暮らしたのだ。
これはまさに、かの心理学者が考えた理論に当てはまる。
未踏の戦地で感じた孤独や恐怖、極度の緊張のなかで、兵士らは麻薬を欲した。
家に帰れば、それらは解き放たれ、周りには家族や友人がともにある。
マウスの「夢の国」と重なる。
人と人とは、つながりをもって満たされる。
それがなくなったとき、ほかのものでそれを埋めあわせようとする。
そのなかに、コカインのような麻薬だって数えられる。
人は本能的にそうするのだ。
中毒とはつまり、つながりの危機。
クスリが根本的な原因ではなかったと言えそうだ・・・。
「クスリ」を、「フェチ」や「依存」と読み替えると色々と考えさせられますね。
まあ、chika自身は幸せな「マウスランド」の恋人になれば良いと日々頑張っているんですが(笑)。