pic_003.jpg


sFHs2_009.jpg
 昨日は、倶楽部に初めて入会されたお客様の相手をした。ニューハーフとのライトSMは初めてだと言う。
 会員制高級秘密クラブなどという場所に流れ込んで来るのは海千山千の人達ばかりだから、この方も普通の男女関係は豊富な経験をお持ちで、要するに「さんざ遊んだので、たまには毛色の違ったものを」というのが入会の動機のようだ。
 chikaの股間が開いてペニクリがそそり立ったラバーコスチューム姿にも驚かないし、SMチックなアプローチにもたじろがずに楽しんでおられたのはさすがだなぁと思ったけれど「ペニクリ舐めてぇ」とおねだりしながら怒張したのを口元に近づけると、やっぱり腰が逃げるので、ノンケなのがすぐ判る。
 勿論、押し倒して、ペニクリを顔に擦り付けてやりましたわン(笑)。
 人間、極度に興奮すると、どんな変態的な行為にでも突入できる地点があって、そこを越えると一気に新しい「凄く気持ち良い世界」が開けるものです。
 お客様もchikaのペニクリの濡れた先端で唇をこじ開けられた後は、嘔吐きながらも「自分の運命」を受け入れたようです(笑)。
 こーゆーシュチュは、お仕事といえど結構感じるもので、お客様の顔の上に股間がくるように四つん這いになりながら、お口の蜜壺にペニクリつっこんで、ゆっくり掻き回し、最後は軽くピストンまでいたしました。
 chikaのペニクリの侵入を無意識に押し返そうとする舌の動きが気持ちいいとゆーか加虐を刺激します。まあさすがに初めからザー汁をお口の中にはぶちまけるようなことは致しませんでしたが。
 「またお願いしたいね」の別れの言葉を聞きながら、今後このお客様の心にあるフェチ扉を開けたら(開発したら)どんな世界が顔を覗かせるんだろうと、わくわくしちゃいました。

 今日は「(中の人)のエロチシズム」に関する考察素材を羅列して置きたいと思います。「鏡で己を確認しようとしない(中の人)はいない。それは・・・」みたいな感じで言いたいことの姿は朧気に見えているんだけど、まだ言葉には出来ない段階なので。
 これは着ぐるみとかドーラーとかフィメールスキン女装といった細部のカテゴリーにわたる覚え書きではなくて「外見と自己認識」に関わる包括的な思考実験の為のものです。

59efree.jpg


 例えば上の写真はMaskedShemaleさんのものですが、この写真にある「恍惚」の意味するものを読み解いて行く為の材料です。
 マディの記事「白人女性になりたかったマイケル」によせられたコメント記事も、記載します。(中の人)は、身体改造者の意味的な近似値者であると思うからです。もちろん存在としてのニューハーフも。

 斎藤環氏の「脳はなぜ心を記述できないか」講演レポート一部抜粋
maskedshemale_55.jpg
 フェティシストは想像的同一化と象徴的同一化の狭間を生きています。象徴的去勢は承認し、想像的去勢を否認しているのです。
 自らの想像的ファルスをフェティッシュ(フェチの対象)に換喩し、自らを「部分的に」対象aに移行させて、象徴的思考の中のある「待ち合わせ場所」において生の欲動的ベクトルと死の欲動的ベクトルが平衡し、そこに「突然停止した映画のように」留まるのがフェティシスムです。
 車フェチが一番わかりやすいでしょうから、これを一例としましょう。彼らは車に想像的ファルスを投射しています。
 想像的ファルスとは視覚的にはそのままペニスとなりますが、形的に全然ペニスちゃうやん、と思われるかもしれません。
 しかし、想像界は視覚だけじゃありません。聴覚触覚なども含む体感的な世界です。
 恐らく、乗車することで超人間的なスピードを手に入れられるという「万能感」がファルスとして換喩されているのだと思います。この足の延長とも言うべき「体感」が「万能感」を媒介にして換喩され、彼らは車と想像的同一化しているのです。
 フェティシストはフェティッシュに想像的ファルスを投射します。自らのファルスという部分を対象aに移行させてそれを愛するわけですから、自己愛的とも言えるでしょう。
 象徴界にはいろいろと穴が開いています。その穴を泉に喩えるなら、ちょうどナルキッソスが泉を覗き込んで、そこに映った自らの姿を愛してしまう光景と重なるかもしれません。
 ご存知の通り、ナルキッソスは自分の姿を映す泉から離れることが出来なくなり、そこで息絶えました。
 同様に、フェティシスムも自らのファルスの魅力に取りつかれ、そこから離れられなくなります。「突然停止した映画のように」そこに留まってしまうのです。


「白人女性になりたかったマイケル」コメント killhiguchiさん

 類い希なるものへの欲求、過剰なる装飾の一環として肉体改造はあると思います。
 ただ、マゾの肉体改造にはもう一面があるのではないかという気がします。
 それは非人間化への欲求です。人間であることが重すぎる、あるいは操作されたい、そのような欲求の現れとしての肉体改造もあるのではないでしょうか。
 それも人の外へという点では中島らもの言ったことと共通してはいますが。
 聖なるものは人の外にしかあり得ません。肉体改造は聖遺物への、列聖への欲求なのでしょう。
 白人女性になりたかったマイケルは、黒人男性という「下」の存在から欲望され仰がれ見られる「上」の存在へと上昇したかったのかもしれません。
 その意味では彼は列聖されたかったのでしょう。これは一見、人の外へという肉体改造欲求とは別の、あくまで人の中での出来事に見えるかもしれません。
 しかし白人女性というセックスシンボルは人の中でのものではなく、人の外の聖なるものです。上なのです。ですから、彼も人の外へでたかったのでしょう。 

「白人女性になりたかったマイケル」コメント グンさん

全身ペニス・ケツマンコから射精
 前にメールでchikaさんにお見せしたエルちゃんのアナルも人体改造の一種で、巧妙な技術で肛門括約筋を部分的に4ヶ所切ってマンコのように開く仕掛けになっています。
 それを自在に開くことで、直腸が外に出てダリアのように大きく広げることが可能です。
 面白いのは彼がドSだということですが、彼もそのケツマンコから射精するように放たれる「マン汁」を私に飲ませるプレイによって、精神から肉体を分離して自己実現しているのかもしれません。

006joijojo.jpg