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 あまたのフェチに対して殆ど「食わず嫌い」がないという、自分でもド変態な人間だなと思うchikaだけど、二つ苦手なフェチ分野があるんですよね。
 一つはスカトロで「大」の方(小はラバー着用ならOK)、もう一つは、実際のプレイなんかでは、なかなかお目にかかれないんだけど「ケモノフェチ」。(ほんと、プレイでは遭遇しません、ポニーは時たまあるけど、あれを「ケモノフェチ」とは言いませんからね。だからchika内では二次元特有のフェチだと思ってます。)
 「大」の方は、何故苦手なのかは、大体のお察し通りの理由なので、あまり説明する必要もないと思います。(スカトロ「大」派の方はがっかりしないでね。悪意はないので)
 問題は、てゆーか、「複雑」なのは「ケモノフェチ」の方なんですよね。
 ご存じの通りchikaは重度のラバーフェチなので、その手のイラストも大好きなんですが、海外のサイトなんかで「ラバー・ラテックス」を探してみると、凄い確率で「ケモノ」にヒットするんですよね。
 しかも、性転換とかゲイとかBDSMのサブカテゴリーでやると、その確率がもっと上がる(笑)。
 最近では日本国内のイラスト界でも、結構、この傾向が出てきましたが、それでも海外の方が圧倒的に多い。
 chikaはケモノORジュウジンが苦手なんです。ってか「なんで人間の体型してて、人間の変態を享受する存在が、毛むくじゃらの動物である必要があるワケ?」って、かなりプンプン気味に思ってるわけです。
 極端な話、chikaなんか、ビッチビチの全頭型ラバーマスクを被るときは、自分の髪の毛が邪魔だなぁ、いっその事、スキンヘッドにしてマスク被ったら気持ちいいだろうなぁ・・っていつも思ってます。
 まあそれはお仕事の加減で無理なんですけどね。それ位だから、ケモノ君達がつるつるのラバースーツ着たり、フィメールスーツで性転換してSEXしたりするイラストを見ると、イラッとするんです(笑)。
 まあ、それは冗談ですけど。
 それにしてもイラストなんだから、その背徳的な変態行為をわさわざケモノ君達にさせなくても人間で充分じゃないの?
 なぜ「ケモノ」「ジュウジン」でなくちゃいけないの?ってゆー疑問が、chikaの頭の中で黒雲のごとくモクモクと沸き上がるわけです。
 もしかしてそれらを描いてる人のタブー感覚が、人間をケモノに置き換えさせてるわけ?
 人間だと、そこまでの変態行為は許されないけど、ケモノ・ジュウジンだと何をやっても許されるみたいな?作者が無意識に自分自身に心の許しを乞うている結果・・みたいな。
 そんな単純な事じゃないと思うけど、確かにケモノで超変態なイラストは同性愛テーマが多いんだよなぁ。それにラバーとかが化学結合してるみたいな。
 日本人の場合は宗教が関係してるのかも知れないけど、意外と同性愛についてのタブー感覚は薄いんだよね。確かに差別はあるけど、それは宗教的な所から来るもんじゃないし。
 うーん、どうなんだろ?ホントによく分かんない。
 第一、「ケモノ」イラストって、一旦、タブー領域を突破しちゃったら、常人では考えつかないような変態領域に入ってるのが多いしね。
 もしかしたら「ケモノ」には、免罪符じゃなくて変態想像力を増強させる「ブースター」みたいな意味と効果があるのかな?
 って事で、この話、今日はここでお終い。
 いつか何か新しい事を考えついたら書いてみるね。