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 夏も終わりかけだとゆーのに、何故かスイカが食べたくなってプチ黒玉スイカを買ってみた。
 そー言えばスイカって最近、殆ど食べていない。原因は、寂しい話だけど一人暮らしじゃスイカ一玉も半切りも大きすぎるからだ。
 もっと小さく切ったものも売っているけれど、それぐらいのサイズになると「別にスイカじゃなくても、、」って感じで他のフルーツに目がいってしまう。
 スイカってやっぱり夏場、家族とか友達とか夫婦とかで仲良く食べるものなのかも知れない。
 黒玉を買ったのは正にプチだったという理由と(それでも食べきれずに弟のところに持って行ったけど)そのブランド力、故のことだ。
 デンスケスイカという楽しげな別名も好きだし、スイカの成育中にスイカ自体をころころ回して太陽に当てて真っ黒にする手間とかを聞くだけでなんだか凄く甘そう。

 でもchikaが黒玉を買った本当の理由は、あのキモ可愛の色艶や手に持った時の重量感が好きだから、、ってゆーかスイカのクセにchikaのフェチ心を擽るのね(笑)。キッチンで包丁入れた途端に、現れる真っ赤な果実も衝撃的だったし、、なんだか凄く肉感的な食べ物やなぁと、スイカでこんなにエロスを感じたのは初めて。
 まあ小さい頃から、スイカの果肉に自分の口やらホッペタをめり込ませるようにジュルザキカシュと囓りついてる状態には少なからずの快感を感じてたけど、、。

 この辺りの感覚の変化って、妙な例えだけど、初めてオチンチン舐めた時の超ドキドキ感と似てるような似てないような。
 chikaは性同一障害の人じゃないから、スタートは完全に「男の子」だったし、男の子は男の人のチンポ舐めちゃいけないってゆータブーってかフェラに対する抵抗感って凄くあったよ。
 それがさ、目の前に生臭くて赤黒い亀頭とハムみたいな肉竿がドーンってあって「ああ僕チン、いけないことしようとしてる。地獄に堕ちちゃうよ?」みたいな?
 そりゃ心臓バクバク頭ガンガン、そのクセ、心の悪魔が「やっちゃえやっちゃえ(笑)」。
 こーゆーのって抵抗が大きいほど突破した時ののめり込み方が尋常じゃないってゆーか、全身の快楽神経が一辺に稼働したみたいな感じになったなぁ(遠い目)。
 白状しちゃうとラバーマスクを初めて被った(被らされた)時も同じような感じ。だって顔とゆーか、頭全体が亀頭に変換された状態って言うのか(あっこの例えって判って貰えないか、、)凄かったもんね。

 chikaをラバーフェチの入り口に連れていってくれたのは弟のjだけど、彼が見せてくれたラバーのビジュアルで一番衝撃的だったのは、Jo Hammarが撮った「Hooked On Rubber」というビデオ。
 特にラバーマスクの装着シーンと顔オナニーは今見直しても、ケツマンコの子宮の奥に火がポッと灯っちゃう。
 「Hooked On Rubber」には重度のラバーフェチ女性が4人とラバー女幽霊(!?)しか登場しない。
 ストーリーは、全身ゴムづくめのメイドに傅かれた性欲の強すぎるゴムフェチの女主人が、これまたゴムフェチの娼婦を探し求めて夜の街に車を走らせる所から始まる。
 娼婦との狂ったようなラバーセックスの描写に続いて、疲れ果ててラバーマスクを付けたまま眠りこける女主人の枕元に現れるのはゴム修道女服を着て顔をガスマスクで隠した幽霊(笑)。(ちなみに主役の女主人はラバーモノに何本も出演してるナタリアさん。彼女はホンモノのラバーフェチ)
 そのころ用済みになった娼婦は自分を汚物のように放り出したメイドへの意趣返しも兼ねて、仲間の娼婦とレズりながら女主人宅へ盗みに入る事を計画。
 とまあ、筋という程でもないゴムづくしの物語が展開されるのだけど、ここに登場する女達が示すゴムに対する偏愛ぶりが凄い。
 例えば最後に娼婦が女主人宅に盗みに入るのは金が目当てではなく、そこにある豪華なラバーコレクションだったりする。引き出しの中に上等なラバーマスクを見つけて、盗みに入っているにもかかわらず、思わずマスクの匂いを嗅ぎ頬ずりしそれを被って感じている内に家人に捕まえられる娼婦のマヌケ振りが可愛い。
 で彼女たちが一番興奮してるのが、ラバーマスクをその顔に張り付ける時。ゴムの臭いを嗅ぎ陶然としながらマスクの闇の中に自分の頭と顔を埋め込み、次に、皮膚とラバーの間に残った空気を徹底的に撫でて排除する。
 その行為自体が快感だ。だってその時、顔と頭全体は一つの性器に変換されてしまうのだから。自分の手で自分のラバーで覆われた顔と頭を愛撫する。ラバーマスクによって異形のものに生まれ変わる快感は視覚だけではなく、触覚でも確認でき味わえるのだ。
 そいえば黒玉スイカは形状も含めてラバーマスクのイメージに近い所がある。そして黒玉スイカ繋がりで、着ぐるみヘッドもなんとなく視野に入ってくる。
 最近、着ぐるみヘッドについてはその萌えに理解が示せるようになって来て、、、勿論それはラバーマスクへの傾倒の延長線上にあるんだけど、、、結構マイブーム。

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 倶楽部のお客さんにはchikaがプレイで顔に付けた汗だくのラバーマスクを欲しがる人が結構いらっしゃるし、過去に好きな彼氏が穿いていたゴムパンツに顔を埋めて大興奮してた我が身の体験から、なんとなく性的嗜好対象物に「自分を埋め込む」っていう快感の意味が分かるような気がする。
 ここまで展開すると無理があると言われるかも知れないけれど、原住民の人達が仮面を付けて踊りながらトランス状態になるのと、「着ぐるみヘッド」も「ラバーマスク」も基本的な原理は同じじゃないかとも思ったりする。
 トランスエンジンは「萌え」だったり遮蔽密着感だったりしてるわけで、ダンスの部分はそれぞれが所属するシーンの中での活動(フェテッシュパーティだとか)に該当するみたいな?
 ただしこのトランスじゃいくらやっても神には会えないけど(笑)。
谷川俊太郎風に、、


      鬼征伐

一、桃太郎さん、桃太郎さん
  お口に咥えたゴムチューブ
  一本、中に入れて下さいな。
二、入れましょう 入れましょう
  これから鬼の 征伐に
  ついて行くなら あげましょう
三、逝きましょう 逝きましょう
  あなたについて どこまでも
  家来になって 行きましょう


マゾでありながらサドな状態。
こちらからは見えないのに
相手からはまる見え、
なのに自分が一番見えている状態。
人型のゴム袋の中にみっちり詰まった
ドブ泥の肉。

愛しい人の顔が埋まっているゴムの袋
中身が判っているからアナタは自分のペニスを
叩き付け擦りつける
射精した精液をアタシの顔を包んだゴムの表面に塗りつけ
又、舐め取る
そうされることをじっと味わうアタシ

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