血が溜まったような真っ赤な付け爪でチリチリと下腹部を引っ掻き、小さいぺたんこの乳首を舐めてやってから、せり上がって男の舌を吸い出して軽く噛む。
 気分は大型の猫科の生き物で相手をいたぶる。裸より厭らしいラバースーツを着たまま、ホテルの大理石の床の上で四つん這いになり発情した猫になるのは素敵な気分。太股を広げ気味にしてお尻を上に向かって突き出してやる。
 雄猫が鼻を馴らして肛門に鼻を近づけてくる。おずおずと突き出された舌がゴム膜で覆われたアナルの上をぴちゃぴちゃと舐め、やがてchikaの又の間に顔を上向きにして潜り込んでくる。雄猫は竿をしゃぶりたいのだろう。chikaは雄猫の顔を内太股でぎゅっと挟んで苦しめてやってから、再び、四つん這いで雄猫から離れて挑発を続ける。
 
 セックスの時、自分を動物に見立てる場合がある。猫とか犬だとかは、相手もすぐにそれが気持ちで判って同調してくれる。蛇になった気分の時はちょっと通じない(笑)

 四つん這いのポーズは、視覚的にも気分的にも「動物になった」感じになれる。特別な打ち合わせなどしなくとも、殿方に首輪を付けて引き回したら、大抵の方は自分の事を犬だと思う。

 とまあchikaの「獣化」に関するエロチックな感覚はその程度だ。今日取り上げるCGサイトに登場するような、人間が動物に変身する(した)ことへのフェチというか性的妄想については正直判らないことが多い。(勿論、それはラバーに特別な関心がない人が、ラバーフェチを理解できないのと同じことで大した問題ではないけれど)
 中でもふさふさとした毛皮を持った動物に変身した人間が、それとは正反対の表面つるつるのラバースーツを身につけているイラストなどを見るにつけ、余計に混乱が深まるのだ。(普通、毛皮フェチとラバーフェチはファッションでクロスする以外で、性嗜好としては混在しないと思う)
 それだとかロバになった女の子が猫のラバーマスクを被って変装するだとか、犬に変身した女の子が馬の「きぐるみ」を着てる描写だとか、、。
 「どんな変態にも法則」があるとゆーのがchikaのフェチウォッチャーとしての体験から得られた確信で、確かにこれらの動物変身フェチサイトに並べられたイラストにも法則があるのが判るのだけれど、その法則を生み出す元になる「興奮」に見当が付かないのだ。
 これらの動物に変身した人間達は、色々なことをする。ホモもありなら女装もありで、おおよそ人間が行う変態行為は一通りこなすようだ。だからなおさら「なぜ動物化」しなかればならないのか、なぜ動物化したイラストに自分の欲望の自己投影しなければいけないのかが判らなくなるのだ。
 蝦頭では何度かご紹介させていただいているのだけれどChikaのお気に入りCGサイト、犬飼けものさんのkemonet.comに登場する獣化のコンセプト(artificial animal)が一番理解しやすい。これだと人が動物に変わっていく快楽が理解できる。
 モンスター映画の定番で、たとえば人間が狼に変身するあのシーンに隠された性的興奮がそこにある。骨がきしみながら伸び縮み、筋肉が移動し増えたり減ったりの凄まじい苦痛の中に、異形のモノに生まれ変わるという快楽が潜んでいるのは、映画の中で変身シーンが執拗に撮られる事でもよく判る。
 犬飼さんとは昔「猫耳」についてメールでやりとりをした事がある。chikaは猫耳のイラストについていけないのだけれど、犬飼さんもそういったものはお描きにならないそうだ。猫耳は「可愛い女性」の記号化ないし置き換えだと思うのだけれど、先のサイトのイラスト群の中には「猫耳」的な法則が混じっているのかも知れない。
 あるいはもしかしたら無意識のうちに、己の性癖に対する隠匿ないしワンクッションの意味で獣化した人間が必要なのか、、。
 そんなイラストサイトは圧倒的に海外に多いのだが、、。

PS ここのサイトのイラストは脳天気でいいですね。でもこーゆーのはホントの意味で変態エロっていうんだろうか。