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 「魔女の宅急便」またまたTVで再放送やってましたね。宮崎アニメの凄いところは何度でも飽きずに安心してみれるって所かな。
 それと宮崎アニメって飛行シーンが結構多くて、あれ見てると気持ちが楽になるって事ありません?キキが箒に乗って繰り広げる「魔女の宅急便」の飛行シーンもなかなかだし、、。

 これはネットでの又聞きなんだけど、澁澤龍彦氏によると、魔女が空を飛ぶ為の箒の由来は、納屋で隠れて箒を股に押し当てている婦女子の行為を覗き見した者が「魔女だ」と呼んだことにあるのだとか。この話、鍵付きの金属製貞操帯だとかを本気で作っていた時代や社会のことを思うとあながち外れていないなぁと思ったり。
 また一説には、魔女が空を飛ぶのは、箒の力ではなくて【空飛ぶ軟膏】を体中に塗ってそれで飛ぶんだそうです。 その軟膏の材料が媚薬マンドラゴラ、つまりマンドラゴラの幻覚作用により飛んだように感じるのではないかという説なんですね。

 ジャンヌ・ダルクも、イギリス軍につかまった後、魔女裁判の告発状の罪状の一つに、マンドラゴラを隠し持っていたっていうのも、「魔女狩り」が一種の女性(男性)に対する性圧制の意味があったように見て取れますね。

 所で皆さんに送られて来る「魔女の宅急便」の中身は何ですか?chikaなら貴方にドライオルガスムスを味わって欲しいからエネマグラなんかを送ったりして。
 でも性的に抑圧されていた時代の人々の快感濃度と、なんでもありの現代人の感じる快感濃度って、現代人の方が濃いとは言い切れないのかもね。
 chikaなんか時々体調の良いときは、お化粧してて鏡の中のマスカラや付け睫、ラメの輝きなんかに見とれてしまう時があったり、ラバーを肌に置いただけで深い陶酔感を味わうことがあるんですよ。
 恋人の髪を撫でてあげるだけで、凄い快感が感じ取れた日々もあったでしょう?・・・ご免なさい、chikaらしくないですね。
 やっぱchikaの「魔女の宅急便」の中身は、ケツマンコ犯す為のディルドー付きラバーキャットスーツに黒光りする全頭ラバーマスクかな。

映画ネタついでに「花と蛇2」の話。
 前作の取り散らかった印象はなくなったものの今度はこじんまりしたエロ文芸作品の域を出ない出来。映画の冒頭付近で愛エプならぬゴムエプとか、なんだか魚屋さんが付けるようなゴム手袋が登場したりちょっとは期待したんだけどラバーシーンだけ抜き出すなら、杉本彩SMバラエティみたいな前作の方が良かった。
 言い方を変えると団鬼六の世界に近づいているってことかな。でも完全な石井隆世界でもないし団鬼六でもないからやっぱり中途半端。
 新鮮なのは宍戸錠さん。ほっぺたのアンコを抜いた宍戸錠って危険性のない老いた大型肉食獣みたいで何となくいいなぁ。
 迫力は前作の石橋蓮司にはかなわないんだけど。

 しかし杉本彩って前作で出しまくってた、あの異様な勢いちゅーかオーラが薄れて、だんだん只の中年ポルノ女優になってきちゃたよ、、、。
 でもこの映画で一番いかんのはエンケンだろうと思う。この人の場合、何やってもちんぴらやくざだもん。
 あんな口のききかたする絵描きなんて見たことないよ。何故にその辺の設定に拘ろうとしないのかな。(それにフォトショで作ったエロ画が数億の値段で売買ってのも、設定としてどうかと思うし。)
 一応、静子が渋々、男に陥落してSMに堕ちていくのは男が絵描きだからだと思うんだけど、ちんぴらエンケンだとその辺りが、元から静子が好き者で、ちょっとつついてやったら簡単に股を開きましたって感じになるし。
 そ言えばエンケン、前作でも秘密SMショーのMC役やっててがなりまくってましたが、、。うーむ。
 でも吃驚したのはラストで杉本彩がバラ鞭を自分の身体にくれてやるシーンね。スーツや下着がバラ鞭の打撃で綺麗に切れて剥がれていくやつ、、あれ巧く撮影してるなぁって。