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 「今、思えばラゴンスーツに自分自身などをレンタルしたい!」・・これはブログペットの「げへへ」が自動的に吐き出したエントリーの一節。
 ラゴンスーツってゆーのは貧乳パイパンのドロドロ女半魚人の着ぐるみです。
 ブログペットの凄いところは主従の逆転した文書を簡単に書くところですね。
 この場合、普通、レンタルして手に入れるのはラゴンスーツで、それを着て倒錯的なフェチズムの欲求を満たす主体は「自分自身」なんだけれど、それが見事に逆になっている。
 レンタルされるのは人である「自分自身」で、レンタルするのはラゴンという中身のない空っぽの皮なんですね。

 でもchika的には萌え・・蒲生麻由ちゃんをラゴンスーツの中に閉じこめてレズプレイしたいな?。
 背中のジッパーを開けると麻由ちゃんの汗にまみれた綺麗な肌が、、、フェラなんかあの半魚人マスクでされたら、いくらその中に麻由ちゃんがいると判っていても萎えるんだろうか、、それとも、、。

 ってお馬鹿な事を延々と書いていますが、実はこれ例の前上博容疑者がおこした「自殺サイト殺人」考察への伏線なんです。

 前にこのヴィヴィアンで「魔術的思考」について書きました。本人の願望と客観の錯誤、つまり幼児性愛者は「子供は大人に甘える」「女性は恋人に甘える」「結論;ゆえに子供は大人の恋人である」等といった考え方をする・・みたいな。

 自殺サイトで知り合った大阪府豊中市の無職長元美智子さん(当時25)を殺害したとして殺人容疑などで逮捕された人材派遣会社社員前上博容疑者(36)が、河内長野署捜査本部の調べに「ほかにも自殺サイトで知り合った中学生ら男性2人を殺して、山に捨てた」と自供した。

 まあこの自供から前上容疑者が実は自分のたった一つの欲望を満たすために次々と殺人を犯していた事が判明するわけですが、前上容疑者は他人が窒息しそうになる姿に興奮する異常性癖の持ち主で、SMサイトで「窒息プレイ」相手を探したこともあったという事です。
 前上容疑者は、自作のホームページに「中学のころ小説を読み、女性や子どもが口を押さえられて苦しんでいる挿絵で異常に興奮した」と窒息に興味を持ったきっかけを書いていたそうです。
 又「女性を縛り上げる」願望や、自分が主人公となって、女性を窒息死寸前まで追い込む内容の自作小説も発表していたとも。
 独身の前上容疑者は、堺市の自宅で父母と3人暮らし。母親は前上容疑者と一緒に買い物をしたり、外出のたびに見送るなどでき愛していた様子で、前上容疑者は自宅敷地内にあるプレハブの離れの中にアダルトビデオテープを大量に保管し、そこを観賞用ルームにするほど自由に振る舞っていたという。
 8月5日の家宅捜索でパソコン2台や書き込み可能なCDなどを押収。その中に、口を手で押さえられるなどして苦しむ中学生の映像があったとか。
 「男でも女でも、苦しむ顔を見るのがたまらない」と供述する前上容疑者。被害者の長元さんの胃には大きさ約7センチのサツマイモが丸ごと残っていた事も何か関係があるのでしょうか?更に最新の取り調べではゴム手袋で被害者の口をふさぎ殺害、苦痛を増す目的と考えられているけれど、前上容疑者の性衝動がかなり狭いフェチに集約されているなら、儀式的要素も含めてこれもうなずけます。

 又、平成7年から14年にかけては、通行人の口をふさいだとして傷害容疑で3回逮捕されており実刑判決を受けたという経歴を読むと、つい最近あった「コンタクト強盗」の事件を思い出させますね。
 こちらの長沢容疑者(29)は、6月17日午前2時10分ごろ、男性飲食店店員(31)のマンション前で、帰宅した男性に声をかけて近づき、顔を殴って10日間のけがをさせたうえ、男性宅に押しかけ、男性が使っていたコンタクトレンズ(1000円相当)を自分の目につけさせ、逃走。
 調べに対し、長沢容疑者は「中学の時に友人から眼鏡を貸してもらい、よく見えるようになったのが快感になり、盗むようになった」と供述している。これなどは「強盗」する快感と「よく見えスッキリ」の快感が融合してしまっているのに違いない。

 「社会は、それにふさわしい犯罪をもつ」という有名な言葉があるそうです。でも最近、先に挙げたような「性犯罪」が、大ぴらに一般市民の隠された性倒錯スィートライフに急接近しているような感じがしませんか?
 本人の願望と客観の錯誤故に起こる「魔術的思考」って、昔は吉外の特権だったんだけど、これだけエロエーテルが充満する世界じゃ、そんなに遠くない世界なんです。
 エピキュリアン一人一人がしっかりした「安全装置」を持つ必要がありますよね?