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 今日はchikaらしくなくセンチメンタル・ブログ。自分なりに「日陰の変態」道を、クール&タフに生きているとは思うのだけれど、人の縁や情を否定しているわけじゃないので、秋も深まった今日この頃、フェチ絡みであっても色々なことを考えるのだ。

『ちなみに、二階堂さんがAlt-fetish.comでお買い求めになられたのは、この本ただ一冊のみ。透明ラバーを着れば、人形みたいになれる、その無機質なものになれるっていうのがいいんですよって、私に力説したのは、死ぬ半年前のことであった。本だけじゃなく、透明ラバーのキャットスーツを持参して差し上げておけばよかったと悔やまれてならない。』
これは日頃お世話になっている市川さん(フェテッシュジャーナル)の『本能が壊れた生き物、人間』からの抜粋。
 chika自身「ラバーを着て無機質な人形になりたい」という主人公を何度、自分の短編小説で書いてきたことか、、。chikaも市川さんと同じように二階堂さんには、(せっかくそう言った「種」があるなら)フェチの海の中で(性快楽の中に)溺れて欲しかった。
 たぶんご本人達は気付かないのだろうけれど、世の中には自分の中にある「死への衝動」を、SM行為やフェチ行為によって回避出来ているケースが結構多いような気がするのだ。(性転換だってそうだ、、。性転換は、性同一障害だけが引き金になっているのではないと思う。そうしなけば「死んでいた」人も多くいる筈だ。)

 最近、HDさんことJohnsonSeanさんから戴いた添付画像付きのメールを原文のままご紹介させて頂きます。
10月12日に私を述べること為にありがとう。 あなたの執筆は刺激的だった。アクメとは「小さな死」。 特に大アクメ!!! ^_^”呼吸器系プレィは最もで根なセックスに近いのかも知れない。” 多分それはそれ私を興奮するである。”呼吸制御系のプレィは決してすくなくない。” はい。しかし想像の漫画のためそれは良いであるか。ね?”思うに「水中の圧力」「外界からの隔絶」という状況自体が、そのフェチ度を高めているように思う。” はい!!”無骨なウエットスーツ” いえ、chika のため ラバーキャットスーツです!!”まあ、「公然の中の密かな楽しみ」という点では冒頭に上げたウルトラマンがそうなのだろうけれど。” ううふふ!! *^_^*
刺激的な作家である!!!
ーSean

 たぶんHDさんは翻訳ソフトを使っているのだろうけれど、現在の翻訳ソフトでは細かなニュアンス(特にこんなフェチな内容では)が翻訳しきれるわけがないのに、内容は「充分」以上に伝わっているでしょう?これは同じフェチ指向者においては、その「感覚」がかなりの次元で共有できるという証のように思うのです。
 エンジョイしてください。「変態」は人に迷惑をかけない限り、あなただけに許された世界でたった一つの小さな楽園なのだから。