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 氏賀Y太氏の短編「蛹の夜」が無性に読みたくなって、弟のJに「デスフェイス」を買ってきて貰った。chikaみたいな人間には、この種のアダルトコミックは色々な意味で手に入れにくいものなのだ。こんな時に変わった弟をもっていると凄く便利だ。
 「蛹の夜」は、TS系のサイトで、中でも「皮もの」をテーマにしたBBSで、その名前が上がっていた作品である。
 「皮もの」を単純に説明すると、女性の皮を身につけて男性が女性に変身する話(あるいはその逆、その他のバリエーションも含む)だ。
 ただ氏賀Y太氏の本領は「スプラッタ・鬼畜・人体改造」にあって、「蛹の夜」は「皮もの」の本流に位置づけられる作品ではない。それに氏の絵柄や扱っているテーマは、あまり得意じゃないので避けて通って来たのが今までの実状だ。
 かと言って表現としての「鬼畜・人体改造」テーマに、生理的嫌悪感を感じているわけではない。逆にひょっとしてのめり込んでしまいそうな自分がいるから、安全装置として苦手意識が働くのだろう。実際chikaは、性欲が微妙に高まってくるサイクルに入ると、弟にエログロ漫画を買いに走らせる人なのだから。

 「蛹の夜」の内容は極めてシンプル。高級秘密クラブに拉致された一人の美少女が、恥ずかしい穴から骨と肉を溶かす液体を注入されて「皮」だけにされる。そして、その「皮」を被って恍惚に浸る人物の正体とは!!って感じの作品。色々な意味で、設定に無理があるんだけれど、氏の作品は本作に限らず「見せてなんぼ」で、設定の無茶さ加減はあまり気にならない。
 むしろ、少女の皮の着衣シーンの描写が、ラバースーツのそれに似ていたりするし、秘密クラブ会員のコスチュームが全員ラバー・レザーで、ひょっとしたら氏もラバーフェチなのかしらと、そちらの方が気になっていたりするのだ。
 (美少女の手や足の皮に、某女性が自分の手足を滑り込ませるシーンは擬音や圧着感も含めてほとんどラバーグローブやストッキングを身につける描写になっていて、あれは自分で体験するか、そう言ったビジュアルを何度も見ないと描けるものではない。)

 「鬼畜」分野はどうか判らないのだけれど、実は、「人体改造」とラバーフェチは、お互いを共有する部分がかなり大きいのではないかと思っている。その共通点とは「人間の肉体と精神のマテリアル化」である。
「人間の雑多な部分を削ぎ落としていって初めて人間の本質的な部分がわかる」というのは大嘘で、chikaなんかは「雑多な部分」こそが「人の本質」だと考えている。
 SMでもラバー着衣でもラバーセックスでも、それは「雑多な部分」を削ぎ落としていく過程と言い換えて良いと思う。ただその過程は人間の隠れている本質を露わにする昇華的な行為ではなくて、禊ぎによるステップボード作りと言い換える方が妥当だと思う。
 そこで得られるのは、「死」と隣接する事によって得られる快楽、つまり究極の自己認識なのだろう。

 てな感じで、今日はchikaが選んだ「スプラッタ・鬼畜・人体改造」系2Dイラストサイトのご紹介です。例によってWebの世界ではこの系列のサイトは山のように存在します。今回の選択基準は上に書いたような趣旨で、Chikao自身がピンと来るものを選びました。(個人的に好きな絵柄は、小洒落っていて可愛いのか、しっかりデッサンしてるものなので今日挙げたのはビジュアル的には総てブーっなんですけど、、。)

茶房D!R
chika的には茶房D!Rの中の「お父さんがカミますよ太玉」的なノリが好きなんだけど。

たまいど初めて見たときには正直言ってショックを受けました、、。